現在再放送中のNHK朝ドラ「エール」ですが、カフェーのシーンで登場した女給役の希穂子(入山法子)に注目が集まっています。
「希穂子の着物姿が美しい」「大正ロマンを体現してる」「竹久夢二の美人画にそっくり」と、入山法子さんの着物姿を絶賛する声が多数みられます。
そこで、実際に竹久夢二の美人画と比較してみましょう。また、入山法子さんの着物の裏話もご紹介します。
【エール】希穂子(入山法子)の着物姿が素敵
『エール』では、音(二階堂ふみ)が働き始めるカフェの女給役として登場した希穂子(入山典子)。
入山法子さんは元々、薄い顔立ちの美人女優なので着物がよく似合っていますね。
さらに、その姿が「竹久夢二(たけひさゆめじ)の美人画にそっくり!」という声が多く出ています。竹久夢二の美人画と比較してみましょう。
希穂子の着物姿は竹久夢二の絵に似てる
竹久夢二(たけひさ ゆめじ)さんとは、大正時代に活躍した日本の画家・詩人。
主に美人画を多く残した画家で、「夢二式美人」とも揶揄される作品は雑誌や詩文の挿絵にも使われました。人物がだけでなく、着物や浴衣のデザインも手掛けたとのこと。
「大正の浮世絵師」と呼ばれたこともあるほど、大正時代を代表する画家の1人です。
竹久夢二さんの代表作はこちら。
『エール』の希穂子(入山法子)の画像と比較してみましょう。
そっくりですね。
髪型や着物の柄なども、竹久夢二の美人画を意識して装飾されたようにも感じます。髪をゆるく結い上げ、前髪をふわりと横に流したヘアスタイルは当時の流行だったようです。
また、入山法子さんは少したれ眉なので、美人画のようなしなやかな雰囲気を表現できたのかもしれません。
SNSでも話題に上がりました。
ほんと希穂子(入山法子さん)は、竹久夢二の美人画みたいに素敵。
これは鉄男が惚れるのも無理ない。
鉄男と希穂子さんの福島時代の恋をスピンオフで見てみたい。
『エール』希穂子(入山法子)の実在モデル!鉄男との恋の行方ネタバレhttps://t.co/9TLJqdtiV1#エール #入山法子 pic.twitter.com/1qBV4CYQs3— Tamaki (@tamaki_tv_net) May 27, 2020
#エール の入山法子さんが、まるで竹久夢二の絵から抜け出てきた女性のよう。美しくて毎朝見るたびにため息が出ます。ちなみに、入山法子さんはTHE BACK HORNのベーシスト、岡峰光舟さんの奥さまです。 pic.twitter.com/TRv7VSrq7y
— きゅう山きゅう子 (@que_sun) May 28, 2020
希穂子さん…竹久夢二が描く大正美人そのもの!一見華やかな東京の街✨この頃の女給さん地方から出て来て苦労してた人多かったんだろうね。#エール pic.twitter.com/lo4F888Rgw
— くすの木 (@lGtD2wZvrLtp9OH) May 27, 2020
この世界観を体現できる女優さんはなかなかいないのではないでしょうか。
ちなみに、竹久夢二さんは楽譜の表紙絵もよく描いていたようです。『エール』で「夢二式美人」のような演出がされたのは、音楽のつながりもあるかもしれないね。
着物の裏話も…
入山法子さんのinstagramに、「エール」撮影時のこんな裏話が書かれています。
希穂子に思いを馳せながら着物のほつれを確認したという入山法子さん。お着物を大切に着るところも女給らしさが現れており、竹久夢二の美人画のイメージとも結びつきますね。
そんな入山法子さんですが、以前にも着物のお仕事をされていたようです。
入山法子と着物の縁
ここで入山法子さんのプロフィールを見てみましょう。
身長…168cm
出身地…埼玉県
星 座…獅子座
血液型…A型
特 技…エレキベース、乗馬
資 格…アロマテラピー検定1級・2級、「着付け初級コース」受講完了
入山法子さんは元々着物がお好きなようで、過去に着付けの講座を受けたことがあるようです。
さらに、そのご縁もあってか、着物で雑誌『日本の結婚式』の表紙を飾っています。
以前より着物に馴染みのあった入山法子さん。「エール」の撮影以外でも、もしかしたら普段から着物を着慣れていたかもしれませんね。